金貨の売買

金貨の投資や売買の前に知っておくべきことをみてみましょう。一般に金地金を売買する場合、500グラム以下の取引にはバーチャージという手数料がかかります。日本では金地金は500グラムか1キログラムでの売買が一般的であるため、少量の金地金の場合、いったん溶解して新しい地金をつくることになるため手数料がかかるのです。しかし金貨の売買にはバーチャージといった手数料はかかりません。前述のように金貨にはプレミアムがついて金地金よりも高い値段で買うことになりますが、売るときにはこれらプレミアムも含んだ値段で売れるため特に利害はありません。

 

つまり、500グラム以下の少量の金を売買するには、地金型金貨のほうが有利であるということです。金貨は、貴金属店・デパート・銀行・商社など身近なところで売買ができますが、「財団法人日本地金流通協会」の正式会員となっているような信頼できるところで売買したほうが安心です。

 

最近は金の高騰につけこんだ悪質な業者も存在するので注意が必要です。また、金貨を買う場合には消費税がかかることも忘れてはいけません。金貨を売る場合に最も気をつけなくてはいけないことは、金貨に傷やへこみをつけないことです。傷やへこみがあると金貨としての価値がさがってしまうので、くれぐれも保管は厳重にしましょう。

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金貨の種類

金貨には大きくわけて2つの種類があります。1つ目は「地金型金貨」と呼ばれるもので、これは金地金と同じように、投資のために造られた金貨で、世界数か国の国の造幣局によって造られています。世界的に代表的なものとして、カナダの「メイプルリーフ金貨」、オーストラリアの「ナゲット金貨」、オーストリアの「ウィーン金貨」などがあげられるでしょう。 地金型金貨は、主に24金で作られていて、鋳造コストなどのプレミアムが加えられるため、金地金よりも値段が高くなります。これらは貨幣としての役割を果たしながらも、見た目にもとても美しいため、コレクションにしたりアクセサリーにしたりすることができるのも人気の理由でしょう。

 

2つ目は「記念金貨」といわれるものがあります。これはオリンピックや天皇陛下御即位などを記念して造幣される金貨をさします。記念金貨は造幣される数が限られているため、のちにプレミアムがついて高値で取引されることが期待される金貨です。

 

金貨というものは、「金」そのものの価値の高騰や為替レートの変動で相場がかわるだけではなく、金貨としての骨董価値、希少価値、コレクターの間での人気が混ざり合い、相場が跳ね上がる可能性を秘めています。したがって、「金」を所有する場合には、金地金ではなく金貨を選ぶ人が多いのも事実です。

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金貨という存在

将来の生活のために、貯蓄をしている人は多くいるでしょう。しかし、その貯蓄方法は人によってまちまちです。銀行に預ける人もいるでしょうし、銀行は現在利子が高くつかないからということで、内緒で家の箪笥にお金を隠している人もいるでしょう。

 

今ある財産をもとにもっと増やしたいと株に手を出す人もいるかもしれませんが、株式投資はある意味博打的なところがあり、儲けが出る可能性もあれば大損するリスクもあります。長期的計画で不動産に投資する方法もありますが、初期投資にある程度の費用がかかるために足踏みしている人も少なくないでしょう。

 

少しの元金でも有効的に活用できる方法はないだろうか、と考えたところで、思いつくのは現金を「金」として保有することです。
「金」とは、金地金(きんじがね)や金貨などのことをさし、金地金1キロあたり300万円相当として、それをグラム単位から取引することが可能です。現金を「金」と交換して保有することには、とくに利子がついたりすることはありませんが、とくに金貨は貨幣としての価値は然ることながら、骨董品としての価値、コレクター価値などがプラスされることがあり、取引に人気が集中する銘柄であれば相場が跳ね上がることも珍しくありません。

 

ヨーロッパ圏では既に財産を「金」にかえて保有することは普通に行われており、結婚・出産のお祝いとして金貨が贈られることも珍しいことではありません。 「金」の中でもとくに金貨は、国が何かを記念して造幣することが多く、思い出にもなりますし、そのみた目の美しさからコレクター人気も高く、諸々付加価値がつく財産のひとつとなっているのです。

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